実は住宅ローン控除は、
リフォームの際にも適用されることをご存じでしょうか。
リフォームの住宅ローン控除は、建物の対象や条件が決められています。
自分で手続きする必要があるので、しっかりと確認しておきましょう。
▼住宅ローン控除とは
住宅ローン控除とは、マイホームを一定の条件のローンを組んで購入したり、省エネやバリアフリーなど特定の改修工事をしたりすると、
年末のローンの残高に応じて税金が還ってくる制度のことです。
毎年の住宅ローン残高の1%を10年間、所得税から控除されます。
自分で確定申告をする必要があるので、忘れないように注意が必要です。
▼
リフォームの住宅ローン控除の対象
1.いずれかに該当する改修工事であること
・大規模の修繕または大規模の模様替えの工事(増築、改築、建築基準法に規定による)
・マンションなど区分所有部分の床、階段または壁の過半について行う一定の修繕・模様替の工事
・
家屋の居室、調理室、浴室、便所、洗面所、納戸、玄関または廊下の一室の床、壁の全部について行う修繕・模様替えの工事
・耐震改修工事
・一定のバリアフリー改修工事
・一定の省エネ改修工事
2.対象となる改修工事費用から補助金などの額(平成23年6月30日以後契約分から)を控除した後の金額が100万円超えであること
3.居住部分の工事費が改修工事全体の費用の1/2以上であること
▼
リフォームの住宅ローン控除の条件
・住宅の引渡しまたは工事の完了から6か月以内に、自ら居住すること
・
リフォーム工事費が100万円を超えるもの
・
リフォーム工事後の床面積が50m2以上
・住宅ローンの返済期間が10年以上
・合計所得金額が3000万円以下
▼まとめ
リフォームの住宅ローン控除には、細かく対象や条件がきめられています。
適用されると少しでも節税ができるので、
リフォームを考える際には確認しておきましょう。
また、住宅ローン控除は条件が変わる可能性もあるので、国交省のホームページや税務署などで確認してみてくださいね。