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要件に合わせた一部分解体

query_builder 2021/07/15
コラム
building-demolition-dilapidated-decay
解体工事というと、建物の構造をすべて壊すイメージがあります。
しかし、現実にはすべて取り壊すのではなく、一部分だけ解体したいときも出てくるはずです。
実際にこのような要件は多くありますが、さまざまながあるので、解説していきたいと思います。

▼条件次第でできる一部分解体
一部分解体は、条件によって可能です。
どんな状況下でもできるわけではないため、現実的な問題の理解がいります。

増築を考えているため、一部分だけ構造の変化をさせたいときなどは、全部は壊す必要がありません。
このような条件で行われますが、増築は構造的な強度問題が出ます。

▼壁も大事な強度を形成する部材
古くからある日本の住宅の構造は、柱と梁で強度を発生させてきました。
壁を壊しても、全体的な影響は少なかったのです。
一部解体に対しても、そこまで大きな影響は出なかったといえます。
ところが、現在の住宅は、海外のツーバイフォーなどと同様に、壁の強度も使って保っているのです。
大事な壁を一部解体すれば、建物の強度が失われる可能性を考慮しなければいけません。

▼鉄筋を切ってしまうリスク
鉄筋コンクリート造などの場合には、構造躯体を一部解体するとしても、鉄筋を切断します。
強度を保つため、細かに鉄筋を入れているからです。
本来は、壁の構造として、すべてつながっている状態で強度計算しています。
それが、一部解体で状態が変わるのです。

耐震工事でよくありますが、鉄筋を切断して、全体の強度が失われるケースがあります。
それと意図的に行うのと同じなのです。

一部解体では、この強度を補う補強も必要です。
特に耐震性は著しく低下するため、専門の知識がなければできません。
こうした条件からも、簡単にできないのです。

▼まとめ
一部分だけ解体する方法もいろいろとあります。
鉄筋を避けて開口部を作り、窓を増設するなどもできるからです。

構造的な部分には手を加えず、意匠的な部分だけ解体もあるでしょう。
すべてが構造にダメージを与えるわけではないため、専門と協議しながら問題がないか確認し、進めることが大切です。

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