解体工事とは
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2021/03/01
コラム
解体工事というと、破壊する作業を想像する人も多いはずです。
実際にはさまざまな工法を使い、確実に解体を進める作業をします。
手作業の場合もありますし、重機を使うケースもでてくるため、どのような作業があたるのか見ていきましょう。
▼人力の手壊し工法
解体工事は大きく分けて三つに分かれます。
手で壊して解体していくのは基本の工法で、手壊し工法と呼ばれます。
人力で解体するため、騒音なども抑えられますが、マンパワーの投入量で施工期間に大きな影響を与えるのがデメリットです。
重機に比べて時間がかかるうえ、人件費もかさんでしまう場合もありますが、重機が入れないところでも、人間が出入りして作業できるなどのメリットがあります。
▼重機併用工法
重機併用工法は、手壊し工法に対し、重機をプラスしているのが特徴です。
重機を置けるようになるまでは手で解体し、最終的に重機を使って解体するので、スピードが上がります。
両方の強みを発揮できるため、バランスのいい方法です。
▼油圧クラッシャーを使う圧搾機工法
解体工事といってイメージされやすいのが、圧砕機工法です。
重機を使い、油圧クラッシャーなどで建築物を解体します。
コンクリートなど、簡単に解体できないものも重機のパワーで解体するので、人力ではかなわないものも解体できるのです。
▼許可もいる
解体工事にもいろいろな種類がありますが、許可も必要で、作業には資格保持者がいなければいけません。
非常に細かく設定されており、安全に作業には欠かせない条件です。
▼まとめ
解体工事は、壊すという意味で、建築の対極に位置します。
ただ解体すればいいわけではなく、目的の建築物を撤去し更地に戻すなど、きれいにするところまでが工事内容です。
解体する際にも高い技術力や知識が必要となるため、弊社のような専門業者に依頼するのがおすすめですよ。